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舞う梨の花、翻る雪


今日もあなたが幸せなお茶を楽しんでいますように
by bisporus
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2009.8.12(水) 車田ワールド贔屓キャラは乙女座のシャカでした

友人と新宿で『サマーウォーズ』を観てきました。



「とても丁寧に作りこまれていたし、ここぞというところでは力が入った。後味も良い。しかしハリウッド娯楽大作のように抜けるのが早いのは何故だろう」

ということについてあれやこれや考えました。
おそらく作り手は熟慮の末で、余韻より爽快感、観客に与えるカタルシスを優先したのではないかというのが私の個人的意見です。制作ノートのたぐいは一切チェックしていないのでわかりませんけれど。
私は二つの選択肢を提示されると第三の道を探そうとし、五感よりも第六感を超えてセブンセンシスやらエイトセンシスやらの世界にうっとりするひねくれ者ですので、結末に遊びがあるというか、何かしらほのめかされながらも明解なひとつの解を与えられないほうが、どちらかというとココロに引っ掛け、後々まで記憶します。すっきりするほうが好きではあるのですが。
芥川龍之介の『藪の中』などは、そういう意味で私が相当キライな部類の物語ながら、その名を忘れることはできないでしょう。

そういや友人との話の中で、古代ローマの哲人皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの『自省録』というタイトルを思い出せなくて恥ずかしい思いをしました。読んでいないとやはりインパクト薄いみたいです;;
「哲人皇帝」という通り名?だけはしっかり覚えていました。音が何となく強そうだったので。
しかしヨーロッパには悲惨な通り名の君主が割といますね。失地王ジョンは仕方ないにしても、シャルル禿頭王なんてあんまりです。あの人本当に髪の毛が薄かったのかどうかはさておき、カトリックの教会に従うことを示すためのパフォーマンスとして剃ったと聞きます。何の前置きもなければ、そりゃ後代の歴史学徒はまず彼の毛根に思いを致しますって。ねえ。

友人にめがね美人の切れ者彼女ができたということで、お出かけに際してはその許可を得ておくよう頼んでおきました。
相手は十二年ほど散文的に付き合ってきた友人で、今さら間違いなんぞ起きようもないんですが。
しかし体調のすぐれない友人をつかまえて飲んだくれ、早々に終電へ見切りをつけ徹カラというのは、別の意味で大間違いでした。
せめて野郎声のわたくし、彼女に捧げるラブラブなるバラードでもまったり歌い続けるくらいの配慮をすればよかったなあと大後悔。北斗の拳@クリスタルキングを深夜に熱唱って、いくらヨッパライでも三十路の女子としてあんまりですよね。自省します。
by bisporus | 2009-08-12 23:59 | 今日はこんな感じ(日記)
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